生命保険を見直しましょう
 



 公的年金制度の改正により支給額の引き下げ、保険料の増額で老後について不安を持つ方が増えております。
そこで公的年金の補充として生命保険を契約する方が増えていますが、自分の生命保険についてどういう内容なのか把握できていないのが実情ではないでしょうか。
 そこで今回は生命保険の基礎となる部分について見てみましょ
う。

1.生命保険の種類


生命保険は大きく分けると死亡保険と生存保険、そしてその組合せの生死混合保険に分かれます。

種類 定義 代表的な保険
死亡保険 被保険者が死亡や高度障害になった時に保険料が支払われるもの 定期保険、終身保険
生存保険 被保険者が生存していた場合に保険料が支払われるもの 終身年金保険、確定年金保険等
生死混合保険 死亡保険と生存保険を組み合わせたもの 養老保険、夫婦保険、子供保険等


2.生命保険の基本型


保険の種類 保険の特徴 活用方法
定期保険
  • 保険期間は一定で、その間に死亡した場合のみ受け取れる保険です。
  • 満期保険金はありません。
  • 同じ期間の保障ならば、最も低コストです。
(個人)遺族生活費・教育費当に活用されます。
(法人)短期の保険については全額損金となるため債務保全、死亡退職準備などで活用されます。また決算対策でも活用されます。
終身保険
  • 定期保険と同様に死亡した場合のみ、死亡保険金が受け取れますが、定期保険と異なり一生涯死亡保障が続く保険です。
  • 満期保険金はありません。
(個人)相続対策、死後整理資金等に活用されます。
(法人)役員退職金、事業承継対策として活用されます。全額資産として計上されます。
養老保険
  • 保障期間は一定で、その間に死亡した場合は死亡保険金が、満期時に生存していた場合は満期保険金が受取れる保険です。
(個人)老後対策、教育費、結婚資金等に活用されます。
(法人)役員退職金、従業員退職金、決算対策等に活用されます。全額資産計上されます。




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